コーチの明るい日記

<2005年11月>

11月30日(水)ザ・バー

それは20年前、18の頃。郡山の広告代理店に就職した。右も左もわからないまま与えられた初めての仕事、それは郡山ではNo.1の老舗バー「ザ・バー」の名刺の真ん中に入るマスターの似顔を描く仕事だった。多くの財界人も疲れを癒しに訪れるバーである。「品」は絶対に落とせない。18の自分は悩みに悩んだあげく、後ろ姿を描くことに。なんとかそれは採用され、ザ・バーの名刺となった。時はながれ、おとといの夜。打上げの二次会で20年ぶりにその店を訪れてみた。生きていた。マスターはもちろんお元気、名刺も昔のままの姿で生きていてくれた。「元気なかぎり使わせてもらうよ。」と言ってくださった。忘れていたことをいっぱい思い出した夜であった。

11月29日(火)
かけはし

昼ちょっと前、すごい虹がでた。それぞれの仕事場所で、友人たちも眺めてたらしく。

11月28日(月)雪ガラのストール

45rpmから自分が描いた雪の結晶がちりばめられた新作が出ましたっ。拍手っ。 カットソー(レディス)、シャツ(メンズ)、ストールの3種。インディゴ染めでこれなかなか良い風合いスよー。今回、自分は生地そのもののデザインをし、出来上がっ た生地を切った縫ったで服を仕上げるという工程。いつもの出来上がった服にプリン トするのとは訳が違うのです。描いた雪の結晶140コあまりっ。いやー辛かったけど楽しかったけど辛かったけど出来上がりを見るとホントやってよかった。さてストール、これ使いたいのだが野郎が使うのはチト無理そーだかなああ。

11月27日(日)しろめ

釣り堀でマスとイワナを釣り、遊園地でコースターに乗り、ファミレスでステーキセットを食べ、帰宅後は懐かしのスーパーファミコンでスーパーマリオに燃え、仕上げにコタツでとっくり昼寝をした。仕事をしない日曜日。遊べるだけ遊んだ。ジェットコースター、7歳の長女と一番前の席に乗り込んだ。下りだした瞬間、あれほどドリーミーな笑顔だった長女は超マ顔となり、私はシロ目をむいた。シンドくなったなあ、コースター。

11月26日(土)4人の鈴木さん

土曜日。めでたく出勤。さて私、只今4人の鈴木さんと同時にお仕事をしておるのです。東京築地の鈴木さん、横浜の鈴木さん、郡山市の鈴木さん、福島市の鈴木さん。鈴木さんと電話で話したあとは、鈴木さんにプレゼン用の絵を描き、鈴木さんからの校正を待ってる間にも、夕刻から鈴木さんとの打合せに入る。「鈴木さんのアレ、どーなったんだっけ」と私が聞けば、「どのアレよ」とカミサンの即答が宙を舞う。あ、明日は休めそーな。気配っ

11月25日(金) 道場六三郎の弁当

忙しさの峠を越えた。のはマボロシであった。さっそく事務所に一泊してしまいそうである。晩ご飯、セブンイレブン「鹿児島県産豚肉の道場六三郎弁当」を食べた。ん んー、こーれはうまいっ.....スイマセン本日の話題はこんなところっす。

11月24(木)回転

いちだんとサブい。しかし、脳ミソが最も速く回転する音頭いや温度は5度だそうです。ほほお。そして回転がにぶりはじめる温度は21度。これ今朝のラジオからのウケウリ情報ですが。カラダは5度や21度とゆう訳にいかないスから、やっぱり脳ってゆうのは超特別な物体なのですわね。サブいくらいの方が仕事がはかどるのは、そーいえばホントかもしれない。なあ。

11月23日(水)お歳暮

玄関の前でツバキの実をひろった。自分が10歳ごろの秋冬はツバキの実収集に連日燃えていた。クッキーの入った大きい缶にびっしり。それをどうするのかはまた別の機会に。さて11月も23日。終盤である。東京から郡山に移住してはや8ヶ月。疑うほど福島での仕事の滑り出しは順調であった。実にたくさんの方が自分をささえてくれた結果である。この辺でなにかのカタチでお礼がしたい。ハムとかビールとかそーゆうのではない、ベリグ−なお歳暮を。

11月22日(火)スタバのコーヒーメーカー

ちょっと前に、スターバックスカフェ製のコーヒーメーカーを買った。ドリップ式のごくフツウのものだが、ポットのガラス部分にスタバのロゴが白で印刷されている。だめだっ。私はこーゆうノベルティちっくな製品に本っ当うに弱い。そしてノベルティを作る仕事の時もチカラがみなぎる。ダす。

11月21日(月)あれほど苦手であったのに

あれっ、パクチーがいつのまにか食える。むしろ好きかもしれない。20代の頃タイ料理で食べたパクチーが死ぬかと思うくらいマズかったのに。これ老化っしょうか。そういえばここ数年ミョウガやシソなんかも好きになった。こーゆう味覚の変化に詳しい方、教えくださいませんでしょうか。

11月20日(日)アラジンが元気

東京国際女子マラソンで、Qちゃんが見事リベンジを果たした。インタビューでは「止まっていた時間がまた動き出した」と語った。オメデトっ。こちらも動きだした。これで事務所中があったまる。3月に東京から越してくる時、カミサンの友達Oさんからセンベツにもらったアラジンのストーブである。山脈のてっぺんが光るよーな青い炎がマジきれい。いつまで見ていても飽きない。ポリタンクを片手にトコトコ灯油を買いに行く生活がはじまった。

11月19日(土) 人生ゲーム

一足遅れでボジョレ−ヌーボーを味わった。一応解禁にあわせて毎年一本は空けるのだが、おそらくは380円のワインとの違いがいつまでたっても判らない私自身を大変遺憾に思っとります。さて、久々に家でのマッタリ土曜日、押入れでほぼミイラになっていた「人生ゲーム」を家族でやってみた。このゲーム、進むうち職業が激変するが、2人の娘はずーっと失業したままでゴール、億万長者となった。私はデザイナーを経て建築家となったが、最後まで借金地獄にあえぎ続ける人生。ほのかにヘコんだ。


11月18日(金)サンタは11月にやってくる

クリスマスキャンペーンがはじまった。郡山駅前のファッションビル「モルティ」のクリスマスの装飾、印刷物など総合的にダダッと絵を描いた。12月からさらに演出が濃くなる予定。写真は10cm角のカード。テナントショップ個々に好きなように貼りあわせて演出してもらうもの。季節の仕事の中でもクリスマスっす。やはり。

11月17日(木)かないません

「世界の腕時計」編集部のTさんからここ1年の使用済みの原画が返却されて来た。なんでも月曜日の日記で書いた記憶スケッチに負けじと描いて同封してくださった記憶仮面ライダー。ショッカーは世界征服をたくらみ幼稚園バスを襲ったりするどうしようもない奴らだ。たのむぞライダーーーっ。

11月16日(水)わすれられない手料理

うまかったなあ。私は間違いなく幸運の持ち主である。でもその時にすべて使い果たしたやもしれない。山田風太郎さんの奥様の手料理を食べたことがあるのです。むかし朝日新聞社の「一冊の本」の中に絵を描いていた時期があり、山田風太郎特集のための取材で山田邸を訪れたとき、夕ご飯をいただいてしまったのです。白子の白味噌仕立ての味噌汁、これ大絶品でありました。風太郎さんが天国へ旅立つ2年ほど前のお話。

11月15日(火)季節のしごと

久々なる電通テックのSさんから正月関連のお仕事が入って来た。季節ものの仕事は気持ちがよい。中でも御中元、御歳暮、クリスマス、正月関連の仕事は心にじんわり。もうすぐ始まる郡山駅前ファッションビルのクリスマスキャンペーンも担当できたので年末年始はいつになく気分がよいのダす。

11月14日(月)70点

カミサンが記憶スケッチをした。お題は「宇宙戦艦ヤマト」。んでもまあまあ描き上げやがったが、こんな内向的そうな船に地球は任せられない。次、「バカボンのママ」。うーむこれもまあまあ描き上げたが、なんかコロッケ好きそーだなあこの人。みかんも食い過ぎて手が黄色くなってそーな。ホクロもにあいそー。

11月13日(日)七五三

7歳。上の娘のラスト七五三。一家でお参りに参って参りました。神主さんに御払いをしてもらい、友人が取締役をしている写真スタジオ「旭写真館」にて記念撮影。「ハーイおとうさん笑って姿勢良くして娘がかわいいって顔して、あでも近づきすぎないでくださいねー」とスタイリストの方が。体が分裂しそうであった。

11月12日(土)なわとび

土曜日。めでたく出勤。夕方ひととき家にもどる。すかさず「なわとび見て、おとーさんっ」7歳の娘。んおおおーーっ。いつの間にかすごーく跳べるようになっている。「んじゃおとーさんの番ね」と渡され跳んでみる。なーんか内臓が重い。思い返せば、最後になわとびしたのは、10年近く前である。なわとびってそんなにご無沙汰するものでしょうか。

11月11日(金)給食

バイキング。小1の娘の本日の給食が。想像もしてなかった。デザートはキウイ、オレンジ、ぶどうが選べたそうである。16回取りに行った男子がいたらしく。そういえば自分が小3の時だったか、米飯給食がスタートした。それはそれで大人たちにはインパクトあったんだろーなあ。

11月10日(木)

事務所泊まり込み二日目、へとへとだす。唯一のイキヌキは「メシ」だす。夜ご飯、とにかく車に乗りどこか飯屋を探してたら、あったっ。うまそーなそば屋が。粉100%のつなぎ無しのそば。おーし。天ぷらそばをたのみ、じっと待つ。片隅にななめ向きに置いてあるテレビ。なんだよこのテレビ。映り悪うううっ。青木さやかが昆布の林みたいではないか。そば75点っ。

11月9日(水)ミルフォードのミントティー

思いだすたびに飲んでしまう。ほどハマっている。ミントティー。ただ駅前でなにげに買ったティーバッグ20ピース。ミルフォードと書いてあるので検索してみたら、ドイツのティーではとってもよく売れてるブランドであるらしい。ミントとカモミールを一緒に買ったのだが、カモミールは準優勝な旨さ。私の腹は冷えに敏感でよーくこわすんだが、カモミールを飲むとテキメンに症状がおさまる。たらカモミールは整腸作用に優れているとメーカーのホームページで解説されていた。やっぱりのー。私わかりやすスギではないだろうか。

11月8日(火)虹がでていた

夕方、虹がでていた。ひっさしぶりだなあ。虹を端からのぼってわたれるって思ったっけなあ。うちの娘もそんなこと思ってんだろーなあ。そう思ってるうちはそう思わせておきたいのお。

11月7日(月)

11月6日(日)「下駄屋」

日曜日。めでたく朝からご出勤。午前中のTVに松田優作の奥さん松田みゆきさんが出ていた。さんづけで呼んでしまうのには軽ーい訳がある。春までいた吉祥寺の事務所の5軒となりに「下駄屋」さんという小振りなイイ飲み屋さんがあり、そこでお仲間とシットリ呑んでいる姿をお見かけしたからである。ご近所らしくよく訪れてたらしい。「下駄屋」さん。ここのマスター、怖そうだけどダンディないいオヤジさんである。仕事で落ち込んでフラッと立寄ったとき、店を閉めて朝5時までとっくり話を聞いてくれ、お酒をご馳走してくれた。あったかかったなあ。下駄屋バンザイっ。恩返ししなくてはだよ。

11月5日(土)どーん

土曜日、めでたく出勤っ。仕事しながら夕方FMで「サタデー・ウェイティングバーを聴いた。以下、出演した天文学者のお話。・・・・地球には数千マン年周期で小惑星が衝突している。直径数キロの大きなものが最後にぶつかったのは6千5百マン年前、その時恐竜が絶滅。周期的には次の小惑星がいつぶつかってもおかしくない。んで発見されてない、危ない小惑星はたっぷりあるはずである。だいたいは小惑星が地球にニアミスしてはじめてアッブネーと発見されるパターン。でもって現在の技術だと衝突一ヶ月前にわかっても人類には何も手立てがない。地球防衛軍か誰かが小惑星をバクハしても、破片が大きいまま地球の各地に降りそそぎ被害がジンダイに。1908年に直径50メートルほどのごくごく小さい惑星が地球に落ちた記録でも、30キロ四方が焼け野原となったらしい。コレ都心だったらどーします.....。ダすって。ヤマトガンダムウルトラマンマジレンジャー総動員ダすな。

11月4日(金)ふるさと

「わたし仙台出身なんですよ」とサントリー広報部のMさん。近い。うれしかった。午前中電話で制作料お振込先をお伝えしてた時の雑談でご出身地がハッカク。東京の広告代理店や出版社に出入りしていても、実は東北出身の方とはけっこう出逢って来た。いないんじゃないかとゆう先入観で上京した若きコーチにとっては、ココロ温まる瞬間なのでした。かくゆう私、実は、福島育ちの神奈川は川崎生まれ。なんだったんですかこの話。だけど嬉しかったのは本当なんスから。ご了承いただければ幸いに存じます。

11月3日(木)欽ちゃんと二郎さん

文化の日。めでたく出勤。昼、ソースやきそばのお湯切りをジョロジョロしていたら事務所のTVでは徹子の部屋がはじまった。あ、ゲストがコント55号だ。結成40周年。二郎さん、奇跡の復帰である。二郎さんいわく、37歳以上じゃないと55号を知らないだろうと。そうっしょうかね。30年程前の有名なコントに、選挙演説を邪魔する秘書のネタがあるが、その中で二郎さんは背中に欽ちゃんのとび蹴りを思いきりクラい、舞台をころがる。そのときなんと二郎さん42歳。大拍手っ。

11月2日(水)よいかほり

一ヶ月ほど前、無印良品でガラにもなくエッセンシャルオイルを買った。「サイプレス」とゆー名前。ちょっとツンとする樹のいいにおい。原材料は、葉・小枝。水蒸気蒸留法のスペイン産。とゆーこの記述にやられてしまいました。11月に突入しても激務続行中なのだが、このオイルの小ビンがいつも仕事机においてあり、疲労コンパイのたびにフタをあけ香りをかいでおります。

11月1日(火)ずつー

20分ハヤ足で歩く。アクエリアス350mlを平らげる。それでだいたいの頭痛はおさまる。自分の場合スよ。肩コリが行き過ぎて頭痛になることが年に数日あり、めでたく本日がその日でございました。しかしやっぱりこれで解消できたのであーる。これ二日酔いにもテキメンです。自分の場合スよ。歩いて血をめぐらせる、そこにドドッと水分補給。でもって何かが入れ代わる気がするのダす。


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