コーチの明るい日記

2006年1月

1月31日(火)佐藤可士和さん

1月も今日で終わりかあ。正月あけてからあっとゆー間だったなあ。NHK夜の新番組で、アートディレクターの佐藤可士和さんが広告を作り上げるまでを追いかけていた。首筋からビテイ骨までグッとチカラを入れたまま最後まで観てしまった。大クライアント首脳陣達を相手にたった一人でプレゼンテーションに挑む。かっちょええなあ。クリエーターってゆうのは、「一番いい方法を考えてあげる」仕事ダスね。つくづく。

1月30日(月)ヒサズミデザイン

雑誌「LEON」、東京FMのタイムテーブルなどのデザインがピリッとして良いヒサズミデザインさんから初のお仕事。女性誌でなかなか手強い注文ではあるが、がんばろっと。いやそれにしても本日はアイデアに困ったダスよ。出テ来ナイ出テ来ナイ。 週刊新潮のトビラに入る絵なのダスが、本日ラフをアップせねばならんかったのダスよ。困った困った。

1月29日(日) 謎の矢

本日遊びに行った実家の居間の戸棚から、なつかしく不可思議な物体がでてきた。5円玉の穴に、両端が穴より大きい木の矢が通っている。これ10年以上前に確かハンズで買った、当時流行った謎解きグッズ。そーいえば答えを知らぬまま棚で眠っていたのだった。目を凝らしても木に継ぎ目などは無い。ムムム...答えをご存じな方、ヒントでよいので教えてくだせえ。

1月28日(土)謎の「美術チャイナ」

「うまいものフェスタ」とゆー、旨いものをたくさん食わせてくれる郡山の大きいイベントがあり家族で行って来た。喜多方ラーメン、会津十割そば、福島もものジェラート、夕張メロンパン、北海道産イクラ・カニ・ホタテにぎり寿司などをほおばって参りました。ク−ーッ。会場のあっちの方ではフリマが開かれていて、怪しい輝きを放つ、おんぼろダンボールに包まれた、ちょっと古そうな小振りコーヒーカップ6客セットを事務所用に買った。箱には、Bijutsu China とゆう渋いラベル。カップ裏には ROIYAL STONE MADE IN JAPAN と書かれている。イッパツで気に入ってしまった。300円也。よい一日であった。なあ。

1月27日(金)同期のサクラ

20年前、最初に就職した広告代理店に一緒に入った、同期のTさんは、旨いものをたくさん知っている。現在2児の母にして歯科医婦人。時折デザインの仕事もサクサクっとこなしている。ちかぢか彼女がオモロそーな仕事をもって打合せに来る予定。「みやげはピーナツ入りモチでどうお?」と。んえ?ピーナツ入りのモチだと!?私 はそんなもの見た事もない。..んまそーな響き。ストーブで焼いてたべたいのだ。では、皆様良い週末を。

1月26日(木)14000円

ひな飾りの絵をリビングルームに置いてあるという設定の図を急急で描く仕事が。人形メーカーのサイトで写真を探したあと、ごく普通のリビングルームが載っている雑誌を探しに書店へ。あ、そーだ、シルクロードがテーマの仕事も入ってた。その資料も欲しい。あっ、チェコスロバキアのマッチラベルを集めた写真集ではないか...こーれはどうしたって買いだなあ。あ、雑誌コンフォートにスタンダードトレードの渡邊さんの記事が、どれどれ..おお、いいコメント、さすが渡邊さん...これも買いなんだけどなあ..。結局、買いも買ったり1万4000円分。あああ..

1月25日(水)こだわりの「仁亭」

旨いっ。うれしいなあ。昔のまんまじゃないか。15年前まで通っていた超こだわりの和食屋さん「仁亭(じんてい)」というお店。とにかくすべて旨いが、「焼きカツ」にファンが多い。15人も入れば満員。お昼時はいつもギュウギュウ。古民家の木材をふんだんに使った内装もまたよくあるのとは一味ちがう。左の写真、仁亭のつまようじ。先が青い。これミントが塗ってあるのですよ。くーーっ、ニクイのーーーっ。どこまでこだわるんじゃーーっ。

1月24日(火)「日本語教師になろう」

発刊されたばかりのアルク刊「日本語教師になろう」というムックに絵を描いた。日本語の微妙なニュアンスの違いを描くものだったので、コレなかなか手強かったが、面白かったのが編集長の田中さん(女性)からのお仕事依頼のお電話だった。お互い初めて話す相手なのに、デザイン感やら人生観やらなんやらかんやらに火が着いて30分も話し込んでしまった。おそらく田中さんはずっと年下であるやに思うが、どこまでも澄んだものをもった方なのであった。おもろいなあ。

1月23日(月)ほぼみんないい人になる

東京の編集者の方々とメールのやりとりをしてると、ここ数日が旬の、雪の話題がかならず。しかし、雪がキライという話は出て来ない。久しぶりに真っ白い風景を観たキモチ、雪ダルマを作ったお話。そういえば数年前、東京に雪が多く舞いおりたとき、街中が白で覆いつくされたとたん、ふだん声をかけあうこともない人とも((ふっちゃいましたねえ))((ええふっちゃいましたねえ))という声を自然とかけあえる的キモチになる。スベッて転びそうなツルツルの道をすれちがうお互いが、何かわかりあえる的キモチに。少しだけ「都会」が「田舎」になる瞬間である。自然パワー、すごーい。

1月22日(日)COFFEE & CIGARETTES

ジム・ジャームッシュ監督「コーヒー&シガレッツ」のDVDを観た。ロベルト・ベニーニが出演してるので即ジャケ借り。珈琲と煙草をやりながらのペチャクチャ会話。が短編で11本入っている変な映画。こーゆう他愛無いのはとっても好きだなあ。な んだかとってもどーでもいいんですから。こーゆーの作りたいなあ。あ、今年は映画のグラフィックに持ちかけてみよっかなあ..。東京方面、雪の次は凍結に気をつけにゃなりませんね。

1月21日(土) 彼のうたごえのような線をひきたい

昨年末リリースされた、レイ・チャールズ50周年のライブDVDを観た。初のスティーヴィ−・ワンダーとのデュエットなども収録されている1枚。タマリマセン。私はかねがね思っている。だれでもひけるようでひけない線をひきたい。レイ・チャールズの歌声にその究極を見てしまうのである。5年ほど前、中野サンプラザに彼のライブを観に行ったことがある。東京くんだりへ来ても、チカラいっぱい魂をこめてうたう姿にシビレタが、もうその勇姿を観ることはできない。東京は大雪スか。

1月20日(金) 今週もおわり

本日は、4月中旬に出るイラストレーションファイル2006の自分のページの文字校正、午後イチに週刊ゴルフダイジェストからお仕事の依頼。お題は「グリーンと周辺の地形」を描く。なかなか凄いお題ではないか。ム、ム、ムズカシ....。では 皆様、良い週末をっ。

1月19日(木)吉田照美と小俣雅子

恋しいなあ。この二人の掛け合いが聴けなくなってはや10ヶ月。ココ福島では1134Hzの文化放送が入らない。ので東京で仕事しながらかかさず毎日聴いていた「吉田照美のやる気マンマン」が聴けない。これ聴かないことには筆のノリが悪いし、疲れもとれないし。ラジオ福島さーんっ。

1月18日(水)点滴スリー

夜からまたまたまた扁桃腺がジンジン。鏡でみたらえらいことに。扁桃腺が大きくなりすぎてとなりの壁が延びきっている。やばいなあ。ということで、夜9時過ぎ、またもや掛かり付けの大槻クリニックへ。そしてそく点滴。今シーズン点滴V3達成。うれしくない。

1月17日(火) 扁桃腺ごめんよ

またもや...事務所お泊まりになっちゃうのか..。ここ数日、特にヘビー。駅前 ビル18階にある福島博報堂から窓の外を眺めていたら、S君が「飛び降りそうな背 中だなあ」と。よしっ来週は仕事入れるのやめよっ。かなっ。

1月16日(月)4度目のぶりかえし

本日は自宅にノートパソコンを持ち帰り、半分布団に入りながらの作業。げほげほ。今度は咳もだなあ。まーたやや無茶してカゼをぶり返してしまった。こりないことに、この冬4度目。扁桃腺も立派な膨らみ方だ。回復するとすぐ気が大きくなり徹夜する。不親切だよなあ俺、俺に。東京で掛かり付けだったお医者の古谷先生に何度も言われたっけ。「20代のまんまだと思うなよお。」おっしゃる通りでございます。本当に。

1月14日(土)ニュー・モード

長女7歳考案のヘアスタイル。次女5歳が実験台。「おねーちゃんイタイのよー」結ぶとき髪を引っぱられすぎて次女のミケンにシワがよる。クジラがイワシの群れを夢中で食ってあばれてる様な物凄い髪型だが、次女は夜風呂に入るまでそのままだったので、きっと気に入っていた。本日は気温ぽかぽか、マジ久々の休息日であった。

1月13日(金)富士山が

富士山が雪をかぶっていない。と、朝のワイドショー。写真を見るとウムム、確かに。日本中記録的な積雪量なのに、地面の土色そのものである。なぜだろう。そしてさっそく富士山の噴火説が飛び交うのです。地熱でみんな溶けたと。何年かに一回、噴火説が湧いてでてきます。噴火させたいんかいっ。

1月12日(木)もってきた

ああ、またしても事務所に一泊。ストーブが壊れているので、仮眠用の布団を多めに自宅から持って来た。夕方からの新年会も出られんかったし。だけど今日を越えれば大分ラクになる。そしたらほんとに南の島いこーかなあ..白鳥に乗って。あっ今年は屋久島行こう。講談社のOさんお勧めだったし。

1月11日(水)Vにとぶ

Vだなあ。まぎれもなく。朝、車で信号待ちをしていたら、上空低めに白いVがキーーーンと。白鳥であった。プチ感動。私はあらためて田舎にきたのだなあと思った。白鳥ってゆうのは鳴きながら飛行するのですね。だけどその声が、らしくないのです。んほおおおおえええっ、んほおおおおえええっ。なんじゃそれええええっ。

1月10日(火) でない

蛇口をキュ。なにもでない。朝来たら事務所の水道が凍結して出なくなっている。しまった..元栓しめて水抜いとくんだったなあ。ラジオでも付けるか、カチッ..「いやあ、寒いですねえ、気を付けないと水道が凍っちゃいますからねえ。福島からのメール、水道凍っちゃいましたーってゆうメールが2通とどいてますよー、ほらねエ、皆さんは、大丈夫ですかあああっ。」..カチッ。

1月9日(月)古畑任三郎

終わってしまったかア。1月5日の放送分で「古畑任三郎」が幕引きとなってしまった。まだこのドラマがDVD化されていなかった頃、私はレンタルビデオ店で時々売り出されるクタクタの古畑中古ビデオをダダッとシリーズで買いそろえる程のファンでした。視聴者には犯人が誰かを始めに伝え、古畑がどう謎解きしていき犯人がどう焦るかを面白がる、とゆー刑事ドラマはそれまで無かったんですよね。唯一のココロ残り。犯人として、役所広司を見たかったなあ。11年かあ。お疲れさまでしたっ。

1月8日(日)すばらしいビー玉

うわーきれいなのができたっ。午前中のひととき、娘のために小学生以来の挑戦。ピンセットでつかんだビー玉をろうそくの炎で5分ほどあぶる。ススだらけになった熱熱のビー玉を氷水満タンのコップへ、ジュッ。1分ほど冷めるのを待って取り出したビー玉のススをティッシュでごしごし拭き取る。と幻想的キラキラビー玉のできあがり。あ、知ってましたか。これ急激な温度変化で生じるヒビのしわざでして、あ、常識ですか。なので落とすと割れやすくなっとります。お気をつけて。

1月7日(土)冬の打上げ花火

バーミヤンにて家族で晩ご飯。窓の外をながめる私。「しかし雪よく降るよなあ。あれっ、花火あがってる。」「うあああっほんとだあ、おとーさん、ほらまただっ」「あの看板じゃまだわー、こっちの席からみえないわー」「おおっどこで上げてるんだろなあ」「うわあっ、おかーさんっ、見てほらっ、きれーーっ」「この席から見えないのよ、あの看板ジャマだわあ」「この吹雪きの中、凄いよなあ。大したもんだ」「赤っ緑っ青っうわすごーーーいっキャハハッ」「ちょうどねえ、あの看板の陰なのよ。見えないのよ」...このとめどない会話スパイラル。花火が終わるまで続いた。

1月6日(金) 加湿の方法

本日の朝日新聞によると、なんでも雪が多すぎて営業を休む秋田のスキー場が出たと。国内15地点で積雪記録更新だと。そーかー、さっすが福島はサブイなーなどと思ってたのですが、全国的にすごい事になっておったのですね。乾燥もすごいです。マイオフィスでは電気コンロに深めのステンレスのバットをのせ、コーヒーメーカーのポット満杯の水をほぼ1時間ごとに補充するとゆう、チープかつ非常に安定性に欠ける、しかしうるおい感は抜群のシステムを導入しております。いいなあ。蒸気って。

1月5日(木)買っとくんだったなあ

郡山は記念切手があまり充実していない。あることはあるんだが、1柄あたりのシート数が少ないのかすぐに売り切れてしまうようダス。私は案内状やら作品集やらを郵送する機会が多く、切手はなるべく「変」なものにプチこだわって来たつもりなんだが、昨年までいた東京では常に選び放題であったのだった。べつに。そんなん。というご意見多数聞こえて参ります。

1月4日(水)不敵な笑み

たいていの会社は仕事始めでしょうか。さっそく博報堂のS君が打合せを引っさげてやって来ました。仕事始めなのに入稿まぢかなのだと。彼はいつも元気です。しかし先日、彼は朝起きたらノドが痛くなっていたらしく気付けば窓が10cmほど開いていたとの事。その話を聴いた時にヨコにいた彼の奥さんが不敵な笑みをうかべていたのがとっても気になる。

1月3日(火)おんなの小股

よく降るなあ。雪がずっと降っている。仕事をしながら「王様のレストラン」を観ていたら、「あんた、女のコマタってしってるか。」というセリフ。そーいえばコマタの切れ上がったいい女、とかたまーに聞く。気になりだして仕方がないのでヤフーで検索してみた。結論からいうとどの部分かはっきりしないらしい。が、諸説の内の一説。足の親指と人指し指の間をコマタと呼び、江戸時代、女性はゾウリのハナオをコマタで挟む時、親指をクイッと上げて歩くのが粋だったと。と、も一つ、やはり江戸時代、髪を左右に別けた時のうなじをコマタと呼び、女性はその形にこだわったとの説もあった。江戸時代にうまれたことはおそらく本当でありましょう。説は他に幾つもあるようで 。...さ、しごとしごと。夜9時30分から古畑任三郎がある。あっこれも三谷幸喜。

1月2日(月)この場をおかりしまして

最近は一日から初売りしている店も増えたようですが、私本日から営業でございました。はぁ。年賀状もままなりません。どうしよう。このさいこの場を借りまして、皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。....南の島へ行きたい、といった様なオーソドックスなセリフがよぎっとります。


<<前の月

次の月>>

TOP /  今月の日記 / これまでの日記 / 最初の日記